第十七捕虜収容所 1953
第二次大戦下、スイス国境近くにあるドイツ軍の第17捕虜収容所。米空軍の軍曹ばかりが集められた第4キャンプでは、地下通路を掘る脱走計画が極秘裏に着々と進行していた。そしてクリスマス直前のある夜、ついに2人の捕虜が脱走を試みる。しかし、情報が事前に洩れたのか、待ち伏せにあった彼らは射殺されてしまう。どうやら仲間内にスパイがいるらしいと囁かれ、何事にも抜け目なく立ち回るセフトンが真っ先に疑われる。
第二次大戦下、スイス国境近くにあるドイツ軍の第17捕虜収容所。米空軍の軍曹ばかりが集められた第4キャンプでは、地下通路を掘る脱走計画が極秘裏に着々と進行していた。そしてクリスマス直前のある夜、ついに2人の捕虜が脱走を試みる。しかし、情報が事前に洩れたのか、待ち伏せにあった彼らは射殺されてしまう。どうやら仲間内にスパイがいるらしいと囁かれ、何事にも抜け目なく立ち回るセフトンが真っ先に疑われる。
ベトナム戦争のさなか。軍兵舎で前線行きを待つ若きアメリカ兵たちはナーバスになっていた。大学出の真面目なビリー、ホモであることを公言しているリッチー、そして陽気なロジャーでさえも。そんな彼らの間に、自分の職務に不満を抱く黒人兵カーライルが割り込んでくる。戦争に対する恐怖、そして偏見や差別といったことが軋轢を生み、やがて思わぬ惨劇が……。