ドラゴンボールZ たったひとりの最終決戦 フリーザに挑んだZ戦士孫悟空の父 1990
サイヤ人の星・惑星ベジータに、一人の男の子が産声をあげた。下級戦士バーダックの息子・カカロットだ。しかし潜在戦闘力の低さから、父であるバーダックは全く興味を示さず、仲間のサイヤ人たちと共にカナッサ星制圧の任務についていた。カナッサ星はたちまち制圧されるが、戦士トオロが一瞬の隙を突き、バーダックの首の後ろに拳を撃ち込む。それは未来が見えるようになるという、幻の拳だった。トオロは力尽き、倒れたバーダックは惑星ベジータの回復ポッドに運び込まれる。眠り込むバーダックの耳に、カカロットの泣き声が聞こえてくる。その声に目覚めた彼は、無意識の中で驚くべき光景を目の当たりにする。それは自らの故郷と一族がたどる、想像だにしなかった過酷な運命だった…。